OFFICE 31051

EV・ハイブリッドおよびCASE領域をカバーするライターの個人ブログ

仕事用のカメラを考える

今回のラスベガス・デトロイト出張ではFZ1000が大活躍したが、あえて不満点をあげるなら、

  • 400㎜までの望遠はいらないので、もっと軽くしたい
  • 高感度時のノイズを少なくしたい
  • 使いやすいフラッシュが欲しい

ノイズについては、1インチセンサーなので仕方ないし、望遠400㎜も使えるときはめっちゃ使えるので、別にFZ1000が悪いというわけではない。使用目的にちょっと合っていない部分があるということだ。だってこの時は望遠が大活躍したし。望遠400㎜F4でビシッと解像してAFも速いなんて、そうめったにあることじゃない。キヤノンの白レンズ持ってこいって感じ。

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仕事での作例はこんな感じ。

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軽くてマイクロフォーサーズ以上、外付けフラッシュあり

実はEOS M5には大いに期待していたわけです。

 キヤノンがついにミラーレスに本気になったとか、機能てんこ盛りだとか、一部では非常に期待が高まっていたわけですが、今月のカメラマン2月号でその馬脚を盛大に現してしまったわけで。

AFのテストなんて見たらもう、お話にもならないレベルで。実物も触ってみましたけど、軽いのはいいんだけど剛性感足りなくて握るとギシギシするし、ファインダーも小さくてイマイチ。これじゃ買えない。

ちなみにAF性能は、カメラマン2月号によると、今話題のE-M1 markIIがベスト。比較対象のD500と掛け値なしに肩を並べる高性能ぶり。続いてAFに定評あるソニーのα6500。そして意外にも富士X-T2。それからパナのG8。そしてフルサイズのα7II。EOS M5は論外と。

それから、このカメラマン2月号のミラーレス特集がよくワカッテルなーと思うのは、キットレンズと組み合わせた解像度比較もしているってこと。そりゃ松ズームは良いに決まってるんだけど、明るいって言ったって少しだけだし、高いし、なにより重い。標準ズームが良ければ、レンズキットとして安く買えるし、軽いし、言うことない。

それで言うと、ソニーは標準ズームが弱い。沈胴式は便利で好きなんだけど、画質的にはどうにもこうにも。評価が高かったのは、X-T2の18-55mm F2.8-4と、G8の12-60mm F3.5-5.6。EOS M5のEF-M18-150mm F3.5-6.3も高評価。α7IIのFE 28-70mm F3.5-5.6がまあまあ。E-M1 MarkIIにはレンズキットがないのが残念。

こうしてみると、パナのG8のコスパが光る。性能的に大きな欠点がないし(高感度ノイズのテストがイマイチだったのは残念)、キットレンズも高評価。そして安い。重さは…キットレンズと合わせて663g。

続いてX-T2。フジのAFはほんとに良くなったらしい。X-T1でいちばん不満だったファインダーのブラックアウトもかなり改善されたようだし。重さは、キットレンズと合わせて767g。

あらためて、FZ1000

で、FZ1000がどれくらい重いかというと、780gなんですよね。G8のレンズキットにしても、100gくらいしか軽くならない。高感度ノイズが改善されるとはいえ、1インチから4/3でしょ。そこを重視するならAPS-CのX-T2行くべきなんだけど、18万円出すかって言うとそれもまた簡単じゃない。

となると、まあしばらくはFZ1000で行きますか、ということになっちゃいますよね。いい感じにコンパクトな外付けフラッシュを追加ですかね。

追記:X-T20があるじゃないか

そういえばまもなく発売のX-T20がありましたな。キットレンズと合わせて重量643g。キットレンズは高評価だった18-55mm F2.8-4だし。初値は13万円ちょっとになりそうですけど、3か月でだいたい値が落ち着くので、11万円くらいかな。AFがX-T2並みとは言わなくても、X-T10より改善していれば候補になりそう。